こんにちは。和歌山市内で介護技術のセミナー 触れるセミナー 動きのセミナー シンプルラーニング 総合身体介助講座 を行っている 当研究所所長の北口です。(出張講師も受付中です)
実は北口所長 社会福祉士の資格を所持しています。これ実は、国家資格でその国家資格が結構難しいことで知られています。もうかれこれこの資格を取得して9年とか10年とかになります。
当時介護支援専門員をしていた北口所長にとってはどーしても欲しい資格だったことを覚えています。
資格を喪失するわけではありませんが、かねてから所属していた社会福祉士会を退会することとしました。
特に理由はないですがさらっと言えば『しょうもないから』です。
※社会福祉士会をディスっているわけではありません。社会福祉士会での取り組みについて言っているわけでもないのです。僕から見てしょうもないということです。こんなことで気を悪くする人なんていないと思いますが。
実は社会福祉士の資格を取得して以来。社会福祉士会に入会。しかしながら、勉強会にはほぼ参加したこともない。勉強会の内容も研修内容もそんなに心ときめくような内容のものもない。参加してみても面白くもない…だろう(参加するととても充実する可能性はあるものの)。
興味のない映画を見てるような感覚。
ただただ、A4サイズの緑の封筒が送られてくるのみ。いつも、『これいらんわ~』と感じていました。所属はするけど、郵便物送らないようにしてもらおかなとかいろいろ考えていましたが
そもそも入会している意味自体ない。しかも4月になってしまうと年会費15000円を徴収されてしまうのである。
そう感じてしまうと、どうも、その年会費を無意味に支払うことに抵抗が出てきました。
社会福祉士会も、しがない落ちこぼれ社会福祉士に『しょうもない』と言われるいわれはどこにもないと思いますが…
社会福祉士という資格の立ち位置としてもなんというか無味無臭のような資格である。業務独占できているのは病院のメディカルソーシャルワーカーくらいのものか…地域包括支援センターに勤務する社会福祉士の仕事においても、社会福祉士の専門性がどこまで生かされているのかが疑問で仕方がない。それどころか、主任介護支援専門員の方が上位資格だったっけ?と錯覚を覚えてしまう。まぁそもそもが上位も下位もないのですがね。
そんなことない、社会福祉士スクールソーシャルワーカーや成年後見受任、独立型等々の専門業務が…確かに多岐にわたる。無味無臭のなせる業です。それを生業にして独立型になっている社会福祉事務所がどれだけあるか。
そんなわけで退会届を取り寄せて、退会してみた。何も変わらないのです。退会する前と、退会する後と何も変わりません。
そらそうですよ。何の研修も受けてませんから。社会福祉士会としても、研修プログラムがあり、それをひとつづつクリアしていくことで、スキルを獲得していくようにレベルアップしていけるシステムもしっかりと存在します。
社会福祉士としての仕事は、社会福祉士でなくともできるところがいいところであり悪いところでもある。
そしてその研修を修了していようがしていまいが社会福祉士が個としての『ソーシャルアクション』を起こすということが社会福祉士にとって一番重要なお仕事であると感じる。
国家試験でならいましたよ。ないものを作り上げることが社会福祉士の仕事であると。
なにぶん社会福祉士っておとなしいものですから。『みんなでかんばるぞー!おー!』的なことが好きな傾向にある。必要な資源につなげていくことが主たるお仕事にはなりますから、自然とそう映るのでしょうが。
みんなが集まらなくても社会に対する働きかけはできるものですよ。ソーシャルアクションは一人でも、少人数でもごくごくささやかなことでも可能です。
和歌山ケアとふれあい研究所では、動きの学習を通して、自宅で自分が好きに生活をし、その中で失った動きを再獲得、再学習していけるようなかかわりを人的に支援していく。それをソーシャルアクションとして社会福祉的なかかわりを続けていくことができる。それが無償でも有償でも。当研究所は有償でやっています。
シンプルラーニングでは『つながり』を支援していく。そこに社会福祉を感じる。広義の意味においての社会に対して、社会福祉士としてなんにでも化けられるということも無味無臭の強みの一つといえる。社会福祉士会での研修で研鑽を積んで実践の中から変化していくことも化けるの一つ。社会福祉士として、別のソーシャルアクションを起こしながら実践を積んでいくことも化ける方法の一つ。
決して『うちら専門職やで~。難しいことやってるんやで~って感じの研修を受け続けることが大事なのではなく、行動と決断をするということが、化けるために必要か』とかく社会福祉士はこれが苦手なのです。大体クラスで大人しくて優しい人が志す職業なもので。
※ 偏見か笑笑
北口所長もとっても優しいですよ。
社会福祉士の落ちこぼれとしてソーシャルアクションは続く。
そのためにも
しょーもない社会福祉士会は僕には要らないな